カラフルリズム

カラフルなリズムを奏でるように…

親が言う事「全て」が「真実」ではない

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小さい頃から
絵を描くのが好きだった。
描いた絵を見てほしくて母に見せる。

「絵が描けるから何なの。

そんな絵誰でも描ける」

冷たい表情。

私はその言葉が正しいのだと信じた。

昔から、いつも変わってたんです。
(自分では普通なんだけど)
私の言うことはいつも
「おかしい、違う」と否定され
ずっとそんな状態なので
自分の考えはいつも間違ってると思い
自分の意見を飲み込むようになった。
自分の考えよりも母の考えを優先させ
いつしか
「自分で考えて決める」ということが
できなくなっていたように思う。

母は私のことを、真っ当な大人に
育てないといけないと一生懸命だった。
消して、愛情がなくて
取っていた行動ではないということに
心から気づいたのは

随分経ってからのことだ。

経験してみて、今、思うこと。

それは、親が言うこと「全て」が
「真実」ではないということ。

違和感を感じながら
親が敷いたレールを進む必要はない。

親が言うことを信じるのではなく
自分の中で感じた事が全てで
そこに「真実」があるということ。

母から言われた言葉が
消えることはないけど
苦しかった半面、それが原動力にも
なっている。

私にとって、全ては
必要な経験だったということ。

(今、母は、私の良き理解者であり
応援してくれる心強い存在です)