蓮の花に救われる
幼少期から、感受性が強く
みんなと同じ色に
馴染まないといけないと思い込み
それができなくて苦しかった。
20代中頃、それはピークを迎え
生き辛くて仕方なく
普通に遊んで過ごしてはいたけど
自分が生きていることへの
罪悪感がずっとあった。
(次のピークは産後に訪れる)
その頃、私を救ってくれたのは
福岡城跡のお堀の蓮の花。
心が落ち着く場所で
元気がない時
よく見に行っていた。
その日は風があり
蓮がユラユラ揺れていた。
抵抗することなく、ただありのまま
その姿を見ていたら
「こう在りなさい」と言われてる気がして
涙が止まらなかった。
自然はいつも
いろんなことに気づかせてくれる。
私にとって
蓮の花は、特別な存在になった。
続く。